便秘解消と偏食

私たちの体は毎日の食事で摂取したものを体内で分解してエネルギーに変えています。
そしてエネルギーとして腸で吸収され、最終的に不要となったものが便として排出されます。
なので便は、私たちの食事の内容によって異なります。

最近便秘で悩んでいる人が増えたのは、偏食が原因ではという考えがあります。
偏食とは自分が好きなものを優先的に食べて、栄養素が偏ってしまうことをさします。
特に現代人に不足しがちになっているのが野菜の摂取です。

野菜には食物繊維が含まれている食材が多いのが特徴です。
食物繊維は、排便を促すぜん動運動を活発にする働きがあることが分かっています。
野菜不足になると腸の動きが鈍くなり、便秘を引き起こしてしまいます。

そして現代人の偏食の特徴としてあげられるのが、肉を好んで食べるということです。
野菜や魚類を食べることが少なくなり、洋食が増え肉を食べることが増えました。
肉は動物性たんぱく質が多い食材で、過剰摂取すること腸に悪玉菌を増やしてしまうことが分かっています。
悪玉菌の増加は腸内環境を悪くして、腸の働きを悪くしてしまうことで便秘を引き起こしてしまいます。

悪玉菌の増加は、便秘以外にも発がん性物質を生み出してしまい、大腸がんのリスクが高くなります。
近年大腸がんが増えてきたのも、偏食や便秘と大きく関係があるといえます。

このような偏食による便秘解消する方法としては、二つのポイントがあります。
それは、まず食物繊維が豊富な食生活を意識することです。
食物繊維は主に野菜に多く含まれているため、普段から意識して野菜を先に食べるようにしましょう。
便秘解消には食物繊維豊富なごぼうやバナナなどがおすすめです。
お腹が空いた状態は吸収力が高い状態になっています。
そこでしっかり噛みながら野菜を摂取すると、消化もしやすく吸収率も高まります。

もう一つのポイントは水分量を増やすことです。
便が硬く排出しにくくなり便秘になるケースも増えています。
水分を増やすことで、便が柔らかくなり排便しやすくなります
日々の食生活で偏食をなるべく解消して、便秘解消につなげていきましょう。