食生活を見直して便秘解消

日本人の食はここ数十年で大きく変わってきています。
今まで和食中心だった食生活が、洋食中心の食生活に変わってきています。
日本食は野菜や魚が多く、低カロリーでバランスがいい食生活です。
それに対して洋食は、お肉がメインで高カロリーで、脂質や糖質が高いメニューが多いです。

お肉は動物性たんぱく質なため、悪玉菌が発生しやすいという特徴があります。
野菜が不足しがちなため食物繊維が摂取しにくくなっています。
特にここ数年の日本人の野菜不足はとても深刻な問題になっていて、それが便秘解消にも大きく関わっています。

また脂質や糖分が多い食生活なため、お腹の周りに脂肪がつきやすくなっています。
メタボな体形になればなるほど、お腹の筋力が低下してしまいます。
お腹の筋力が低下してしまうと、排便のときにぜん動運動を促すためにお腹に力が入りにくくなります。
これによって便秘になりやすい傾向があります。

和食から洋食メインになったことで摂取するエネルギー変わり、体型だけでなく体の内部でも異変がおきていることが分かります。
そんな食生活の乱れから便秘、生活習慣病、動脈硬化、がんなどの病気が発生しやすくなります。

そこで食生活を見直すことで、便秘解消に大きく貢献することができます。
まず一番大事なことは食物繊維を多く含んだ食材を摂取することです。

食物繊維には果物や海藻などに含まれる水溶性食物繊維と大豆や穀物、完熟野菜に多く含まれる不溶性食物繊維の2種類あります。
それぞれ特徴が異なり、排便の回数が少ない人や腸の動きが鈍いなと感じる人には不溶性食物繊維をたくさん取ることがお勧めです。
便の量を増やす働きがあり、腸の動きも活発にさせる効果があるからです。

それに対して腸は動いているけどなかなか排便につながらない人もいます。
そんな人には水溶性食物繊維を摂取すると便に水分を与えることができ排便しやすくなります。
なかなか排便につながらない人が、不溶性食物繊維を摂取するとより便秘が進むため注意が必要です。
食事の中で食物繊維を意識し、自分の腸にあわせて適切な食べ物を選びましょう。